2017/02/06更新
水餃子のカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
日本人にとって餃子といえば焼き餃子ですが、餃子の本場中国では餃子といえば水餃子ですこのため、中華街などの本格的な中華料理店や、中国人の経営する中華料理店では焼き餃子と同じく水餃子もメニューに並んでいます。
そんな水餃子ですが、減量中の人はダイエットに向いているかどうか気になるかと思います。ここではそんな水餃子のカロリーと糖質について、ダイエットの視点から紹介します。
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水餃子のカロリーは高くもなく低くもなく標準的
水餃子のレシピや大きさはお店によって多少の違いがありますが、1個あたりのカロリーはおおよそ50kcalです。日本のお店であれば1皿に5〜6個の水餃子が入っていますので6個と考えればカロリーは300kcalです。
成人男性の1食で摂取するカロリーの目安は600〜700kcalですので、水餃子一皿だけしか食べなければカロリーはかなり低く、とてもカロリー制限ダイエットに向いているのですが、実際には水餃子6個では足りませんので、一緒に野菜炒めや唐揚げなどを注文することになります。
その結果、1食分のカロリーは600〜700kcalくらいになります。そうなると摂取カロリーと消費カロリーの均衡が取れるため、水餃子の食事は体重が増えないかわりに、体重が減るということもありません。
水餃子はカロリー面では特別優れているということはなく、標準的な料理のひとつだと考えてください。食べる量を減らせばカロリーも少なくなりますので、痩せやすくなりますが空腹感と向き合うことになります。
カロリー制限ダイエットを行っている人が、ダイエットを続けられなくなる理由のひとつが、空腹に耐えられなくなるということです。1日2日ならガマンができても何日も続くと空腹に負けて食べてしまい、そこからなし崩し的にダイエットを止めてしまうケースがほとんどです。
カロリー制限ダイエットで痩せるためには、標準的なカロリーの食材ではダイエットを継続させるのはとても難しいことだということを知っておきましょう。
水餃子は糖質制限に向いている?
焼き餃子は糖質制限にあまり適していないため、2,3個までしか食べることができませんが、水餃子の場合はどうなのでしょう?
水餃子と焼き餃子の違いは皮の厚さにあります。焼き餃子は薄皮であるのに対して、水餃子はしっかりとした歯ごたえのある厚みのある皮が特徴です。厚みがあるということは小麦粉の量が多くなるため、焼き餃子よりも糖質量は増えます。
水餃子1個の糖質量は約7.7gです。これを6個食べたとすると、46.2gの糖質を摂ることになり、スタンダードな糖質制限での1食分の目安である40gをオーバーしてしまいます。このことからもわかるように、水餃子は糖質制限に向いていません。
他の料理と組み合わせるにしても1個が7.7gですので、食べることができるのは2個くらいまでです。大勢の食事のときに注文された水餃子を、ひとつかふたつ摘むくらいが限度です。
どうしても水餃子を食べたいときは、1,2個はそのまま食べて残りは皮を残すという方法もありますが、周りの目も気になりますし、残してしまう罪悪感もあるかと思います。そうならないためにも、糖質制限中には水餃子を注文しないようにしましょう。
自作なら糖質制限中にも水餃子を食べられる?
焼き餃子の場合は、餃子の皮を他のもので代用して焼き餃子風の料理を作ったり、皮を低糖質な材料で自作したりすることで糖質の少ない餃子を食べることが可能です。ところが水餃子の場合は代用品を使うことはむずかしく、できるとすれば皮を自分で作るくらいです。
大豆粉と小麦粉グルテンを混ぜて練ると、糖質が少ない餃子の皮を作ることができます。味はまったく同じというわけにはいきませんが、慣れてくればほぼ同等の食感で作ることができますので、試行錯誤して美味しい水餃子の皮を作ってください。
自分で作るのはハードルが高いという人は、ネットショップなどで売られている低糖質の餃子の皮を購入して使ってみましょう。少しの工夫でNGだった水餃子を食べることができるようになるのが糖質制限の魅力のひとつです。料理が得意な人はぜひ糖質の少ない水餃子づくりに挑戦してみましょう。
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