小籠包のカロリーは？糖質制限ダイエットには向いている？

上海や台湾の名物である小籠包ですが、この熱々のスープが入った小さな肉まんは日本でも人気の高い中華料理のひとつです。原材料はひき肉ですのでカロリーが高そうですが、実際のところはどうなのでしょう？ダイエットをしている人は気になりますよね。

ここではそんな小籠包のカロリーと糖質について紹介します。ダイエット中に小籠包はありなのか、それともなしなのか。気になる人はぜひチェックしてください。

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小籠包は小さくてもカロリーは高め！

小籠包のカロリーを考えるときに難しいのが、何個食べるかということです。1個だけであればカロリーはおおよそ53kcalで決して高い数字ではありません。ただし、小籠包は何個も食べてしまいますの、知らない間にカロリーオーバーになっていることがあります。

もし小籠包を6個食べると328kcalですので、カロリーとしては高めです。成人男性の1日の摂取カロリーの目安が2000kcal程度ですので、それほど高くないと思うかもしれませんが、成人男性の食事として小籠包6個だけでは満足できませんので、他のおかずと合わせると1食あたりのカロリーがオーバーしてしまう可能性があります。

小籠包が高カロリーになるのは、小籠包の皮の強力粉と具の豚ひき肉が原因です。どちらも小籠包には欠かすことの出来ない食材ですので、1個1個は小さくてもそのカロリーは決して低くないため、カロリー制限でダイエットをしている人の食事としては向いていません。

小籠包の糖質もやや高め！

小籠包はカロリーが高めですが、実は糖質も高めの料理です。小籠包の糖質は1個あたり5.1gですので、1個だけなら問題ありませんが、すでに紹介しましたように、1人分の小籠包としては6個でも足りないくらいです。小籠包6個の糖質は30.6gですので、1食の中の1品と考えると糖質もやや高めということになります。

スタンダードな糖質制限をしている人の糖質量の目安は1食40g以下とされていますので、この場合は小籠包だけでその糖質の75％以上を占めることになるため、他のおかずの選択肢がかなり限られてしまいます。

糖質制限をしているときはご飯や麺類を口にすることはないため、主菜となるものと副菜になるものを組合せて食べることが多いのですが、そのひとつに小籠包を選ぶとなると、他のおかずはかなり低糖質な料理を選ばないと、簡単に40gをオーバーしてしまいます。

そう考えると、カロリーだけでなく糖質という視点でも小籠包はダイエットに向いていません。ただし、食べ方によってはまったく食べることができないというわけではありませんので、次にその方法を紹介します。

参考：小籠包以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック

小籠包は1〜2個だけ食べるようにする

小籠包はたくさん食べるとカロリーも糖質もオーバーしてしまいますので、食べる量を抑えてしまえばいいのです。他の料理と違って、小分けにされていますから食べた量が分かりやすいという利点を活かして、2個を限度に食べれば摂取するカロリーも糖質も気にする必要がありません。

小籠包を食べるシチュエーションとしては、家族や友人と中華料理を食べに行くということが多いのではないでしょうか。1人で中華料理を食べに行って小籠包を注文することはNGですが、他に誰かがいる場合は、小籠包をシェアしてしまえばいいのです。

1,2個であれば、他の料理で調整すればカロリーも糖質も問題ありません。特に糖質制限の場合、ご飯ものや麺類を省くと中華料理は糖質が少ない料理がいくつもあるため、仮に小籠包2個で10gの糖質を摂ったとしても、残り30kcalですので様々な料理を食べることができます。

チンジャオロースやエビチリなどは1皿の糖質量が10g以下ですので、これらの料理と組み合わせることで、小籠包も少しだけ食べることが出来ます。

小籠包だけの食事となると糖質オーバーしてしまいますが、ちょっとつまむだけであれば小籠包は糖質制限ダイエットでも食べることができる料理のひとつです。メインのおかずにするのではなく、サイドメニューのひとつと考えて、2個くらいを目安にして食べるようにしましょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？