2017/01/26更新
酢豚のカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
中華料理の人気メニューとして、どこの中華料理店に行っても置いてある料理といえば酢豚です。お肉も野菜もバランス良く食べることができますので、栄養バランスに優れた料理なのですが、ダイエットをしているときに気になるのがそのカロリーです。
ここではダイエットをしている人にとって、酢豚は食べていい料理なのか、それとも避けるべき料理なのかについて紹介します。
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酢豚のカロリーはやや高めで要注意!
酢豚は作るお店によってカロリーが変わってきますが、一般的には100gあたり269kcalで、1人前200gで538kcalです。酢豚だけで500kcalを超えていますので、酢豚定食などにした場合は、さらにカロリーが高くなってしまいます。
成人男性1食分の摂取カロリーの目安は600〜700kcalですので、酢豚定食のようなセットの場合はカロリーオーバーしてしまう可能性があります。通常の食事であればまだいいのですが、カロリー制限ダイエットを考えたときには、痩せるためにはもう少しカロリーは抑えたいところです。
カロリーが高い理由は、油を使って豚肉を揚げていることと、その豚肉そのもののカロリーも高めですということが大きな要因のひとつです。さらに調味料に砂糖を使うなど、味付けでもカロリーが高めになるような料理ですので、カロリー制限ダイエットに向いているとは言えません。
酢豚単品であればまだカロリーはまだ許容範囲ですが、ご飯がセットになるとカロリー制限ダイエットには向いていませんので注意してください。
酢豚は糖質制限ダイエットには向いている?
酢豚をカロリー制限ダイエットで考えたときは、ややカロリーが高めですので、できるだけ避けたい料理となりますが、糖質制限ダイエットという視点で見たときにはどうなるのでしょう?
酢豚100gの糖質は22gです。1人前を200gとすると44gの糖質になり、スタンダードな糖質制限をしている人でも糖質量がオーバー(目標値は40g以下)してしまいます。材料のお肉には糖質が少ないのですが、砂糖やお酢を使うことと、糖質が含まれている野菜を使うこと、そしてお肉の衣やとろみの片栗粉などの糖質を合わせると、高い糖質量になってしまいます。
お店によって糖質量は多少変わりますが、外食などではおおよそどのお店でも40g前後になり、他の料理を食べれなくなってしまうので、酢豚はNG料理のひとつと考えましょう。基本的に酢豚は糖質制限ダイエットにも向いていない料理です。
もし外食で酢豚を食べたいようなときは、量を半分くらいにして、他の糖質が少なめの野菜中心の料理などと合わせるようにしてください。
参考:酢豚以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
酢豚は工夫次第で糖質制限ダイエットに対応できるか
最近は糖質制限が一般的になってきたため、糖質制限のための代用品を簡単に手に入れることができます。例えば砂糖は甘味料に置き換えることで糖質を抑えることができます。これらの代用品を使うことで、酢豚の糖質を下げることができるのでしょうか?
酢豚の糖質の原因になっているのは下記の食材と調味料です。
- 材料:人参、たまねぎ
- 調味料:酢、砂糖、みりん、片栗粉
人参とたまねぎは量を減らすなどの方法で糖質量を減らすことができます。砂糖は甘味料に置き換え、とろみ用の片栗粉は寒天粉、衣用はおから粉で代用できますので、全体の糖質を大幅に減らすことが可能です。ここまで行えば酢豚を食べることができるのですが、わざわざそこまでする必要があるかは悩ましいところです。
もう少し手軽に置き換えできるといいのですが、ちょっと代用品が多くて、美味しく仕上げるにも慣れが必要です。自分で調理するなら糖質制限ダイエット向きの酢豚を作ることは可能ですが、そもそも糖質の多い材料を使う料理は最初から避けておいたほうが無難です。
酢豚はカロリー制限ダイエットにも糖質制限ダイエットにも向きにくい料理ですので、大好物だというのではない限り、工夫までして食べる必要はありません。どうしても食べたい場合は、調味料に代用品を使って、糖質が低めの酢豚を作るようにしてください。
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