2017/01/26更新
春巻きの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
最近コンビニのホットスナックでも目にすることのある春巻き。スーパーのお惣菜でも安く買うことができる定番商品のひとつですが、そんな春巻きは糖質制限という視点から見たときに、食べてもいい食材なのでしょうか?
お手軽なのでついつい食べたくなる春巻き。ここではそんな春巻きの糖質とカロリーについて紹介します。
関連:中華料理の糖質ランキング30品目!カロリーも一覧表でチェック
春巻きは糖質がやや高めで食べるなら1個だけ
春巻きは見て分かるように、小麦粉で作られた衣に包まれています。中に入っている具材はかなり糖質が低いのですが、この春巻の皮が糖質となり、どうしても糖質が高めになってしまいます。春巻きは100gで約12.5gです。
お店によってサイズが異なりますが、春巻き1本の重さが73gとすると、1本の糖質は約9.1gになります。1本なら許容量なのですが、2本になると単純に倍になるため18.2gです。こうなると少し糖質が多くなります。
スタンダードな糖質制限では、1食の糖質量を40g以下に抑える必要がありますので、2本食べてしまうと、残りは21.8gしかありません。そうなると糖質がかなり低めの料理しか選べませんので、お腹いっぱい食べるということが難しくなります。
春巻きだけでお腹を満たすのであれば、スタンダードな糖質制限では4本まで食べても構いませんが、栄養バランスもよくありませんので、基本的には1本だけをサイドメニューとして食べることをおすすめします。
ちなみに1本あたりのカロリーは141kcalで、高すぎるということも低すぎるということもありません。揚げ物なのでダイエットには向いていないと思っている人もいますが、糖質制限ダイエットでは、量を食べすぎなければこれくらいのカロリーはまったく気にする必要はありません。カロリーも脂分も気にせず食べてください。
参考:春巻き以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
春巻きは他のおかずと組み合せで糖質調整をしよう
春巻き2本は多すぎますが、春巻き1本の場合は1食の選択肢が大きく広がります。たかが9.1gの違いと思うかもしれませんが、中華料理の場合は9.1g違うだけで選択できる料理がかなり変わってきます。唐揚げで考えると3個分は多く食べることができます。
どうしても春巻きを2本食べたいような場合は、肉野菜炒めのような糖質があまり含まれていないようなメニューと組み合わせるようにしましょう。言うまでもありませんが、ご飯や麺類は糖質制限中にはもちろん避けるようにしてください
このように、春巻きを1本にするのか、2本にするのかは他のメニューと組み合わせを考えて決めるようにしてみましょう。お腹いっぱい食べたいときは春巻きを減らして、他のおかずを増やすようにしましょう。
糖質制限中に春巻きを食べたいときの対処法
春巻きの糖質は春巻の皮にあります。この皮を他のものに置き換えることができたら、春巻きもかなり糖質を抑えることができます。春巻きの糖質を抑えるためによく使われる代用品は油揚げです。味も少し和風になってしまいますが、とても手軽に春巻きを作ることができます。
少し手間がかかりますが、クレープ状に薄く広げて焼いた卵焼きで包んで皮の代用にするという料理もあります。こちらは食感がかなり変わってきますので、春巻きとは別料理と考えるべきかもしれませんが、糖質を抑えたいときにはおすすめです。
気を付けたいのは生春巻きです。春巻きの糖質が多いからといって生春巻きにすると、さらに糖質が高くなります。生春巻きの皮はお米のデンプンでつくられていますので、春巻の皮よりもはるかに高い糖質を含んでしまいます。
生春巻きに使われるライスペーパー1枚で糖質が14.4gもありますので、こちらを使うくらいなら、通常の春巻きの皮を利用しましょう。
このように春巻きは包むものによって糖質をコントロールすることができます。春巻きをたくさん食べたいときには、自分で糖質が低めの春巻きを作ってみましょう。工夫次第で、料理のレパートリーも広がりますので、楽しみながら糖質の低い春巻き作りに挑戦してください。
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