2017/01/07更新
とうもろこしは糖質が多い!スイートコーンに含まれる糖質量とは
日本では主食となることは少ないのですが、世界ではとうもろこしを主食としている国があります。主食となることの多い小麦やお米の糖質が高いように、とうもろこしも糖質が高い食材のひとつです。おやつや縁日などで食べることのあるとうもろこしですが、糖質制限をしている人には要注意の食材です。
ここではそんなとうもろこしの糖質量と、とうもろこしを利用して作られている食材などを紹介します。
とうもろこしの糖質量はとても高い
とうもろこしの可食部の糖質量は100gあたり61.6gとかなり高い糖質量になります。糖質が高いとされているお米やパンと比べても、それよりも糖質が多く含まれていることがわかります。
主食となる食材 | 糖質量(100g中) |
---|---|
とうもろこし | 61.6g |
ごはん(白米) | 36.7g |
食パン | 44.4g |
うどん | 55.6g |
とうもろこしは一本約250gで、可食部は約70%とされていますので、可食部は約175gということになります。とうもろこしを丸々1本食べると、糖質の摂取量は107.8gにもなり糖質制限をしている場合は絶対に食べてはいけない食材になります。
縁日などの美味しそうなとうもろこしを食べてしまうと1日分の糖質摂取量になってしまいます。とうもろこしは野菜というイメージがありますが、お米や小麦と同じような穀物になり、お米や小麦よりも糖質が多い食材になりますので、基本的には食べないようにしてください。
スイートコーンの糖質は低め
とうもろこしは糖質が高めで糖質制限中はNG食材になりますが、とうもろこしの中でも、ハンバーグやステーキの付け合せに使われることの多いスイートコーンであれば、少しくらいであれば食べても問題ありません。
「スイート」というくらいですから甘くて糖質が高めのように感じるかもしれませんが、実際のところはスイートコーンの糖質はそれほど高くありません。五訂日本食品標準成分表によるとスイートコーン可食部100gの炭水化物量と食物繊維量は下記のようになっています。
- 炭水化物:16.8g
- 食物繊維:3.0g
糖質の量は炭水化物量から食物繊維量を引いたものになりますので、スイートコーンの糖質量は100gあたり13.8gです。とうもろこしと比べてとても糖質が低くなっているのがわかります。これくらいであれば、付け合せのスイートコーンくらいならそれほど問題にはなりません。
実はスイートコーンは収穫をして数時間経過すると糖分が半減してしまう品種で、収穫後も呼吸をしているため、そのエネルギーとして糖分を使用します。その結果としてスイートコーンの糖質は他のとうもろこしと比べて少なくなります。
サラダに含まれているスイートコーンや付け合せのスイートコーンは、それだけ残していると周りの人への印象もよくありませんので、スーパー糖質制限をしているのでなければ、気にせず食べてもかいまいません。
ただし、スイートコーンだと思っていたら普通のとうもろこしだったということもありますので気を付けてください。またスイートコーンは決して低糖質なわけではありませんので、食べ過ぎには注意してください。
とうもろこしの加工品にも注意が必要
とうもろこしは糖質が高い食材で糖質制限をしているときは絶対に避けたい食品ですが、とうもろこしは加工品としても販売されていますので、これらの加工品も注意が必要です。ここでは加工品の糖質量も紹介します。
コーンフレーク
コーンフレーク100gあたりの糖質量:81.2g
コーンフレークはとうもろこしそのものよりも糖質が高くなります。コーンフレークはとうもろこしを挽いて粉にしたものを成形したものですが、砂糖やシロップなどで味付けをしているため、とうもろこしよりも糖質が高くなります。
ポップコーン
ポップコーン100gあたりの糖質量:約50g
映画館などで売られているポップコーンもとうもろこしから作られている加工品です。乾燥したポップコーン用のとうもろこしを加熱しただけですので、もちろんポップコーンも糖質制限中はNG食品になりますので注意してください。
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