高野豆腐の糖質は低め！アレンジレシピも豊富で使いどころ満載

豆腐は糖質が低く、糖質制限をしている人にとって欠かせない食材のひとつですが、そんな豆腐でも和食でよく使われる高野豆腐も低糖質の食材として注目されています。若い人はあまり高野豆腐を食べる機会はないかもしれませんが、アレンジレシピも多くとても便利な食材でもあります。

ここではそんな高野豆腐の魅力と、アレンジレシピを紹介します。ぜひ実際に調理して、糖質制限メニューの幅を広げてください。

高野豆腐ってどんな豆腐？

高野豆腐は豆腐を凍結させ、低温で熟成させたものを乾燥させたものです。通常はこの乾燥した状態から水で戻して調理します。スポンジ状になっているため、ダシを吸いやすく、他の豆腐にはない独特の歯ごたえを楽しむことができます。

高野豆腐と呼ばれるのは、江戸時代に高野山のおみやげとして人気が高かったためで、同じような豆腐は全国各地にあったと言われています。

高野豆腐は低糖質だけでなく、悪玉コレステロールを下げ、食後中性脂肪上昇を防ぐ効果が報告されるなど、近年は科学的にも優れた健康食だということが証明されつつあります。ビタミンEや亜鉛、鉄分やカルシウムも含まれているため、美味しいだけではなく栄養がギュッと詰まった食材です。

高野豆腐の糖質はどれくらい？

それでは高野豆腐の糖質はどれくらいになるのかチェックしてみましょう。

高野豆腐（100g）：3.9g

100gあたり糖質が5g以下になると低糖質と言われますので、高野豆腐は低糖質な食材と位置づけられますが、普通の豆腐の糖質が2g以下であることを考えると少し多いように感じるかもしれません。

高野豆腐は乾燥させた保存食になるため、1人前は16.5g程度になります。豆腐の1人前を半丁と考えると、約150〜200gになりますので、単純計算で1食分を計算したときの摂取糖質は高野豆腐のほうが普通の豆腐よりも少なくなります。

そう考えると高野豆腐は普通の豆腐以上に糖質制限に向いているため、積極的に利用したい食材のひとつになります。ただし、高野豆腐はダシをしっかり吸う食材ですので、利用時は糖質の含まれていない調味料を意識するようにしましょう。

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糖質制限におすすめの高野豆腐アレンジレシピ

高野豆腐は糖質が低いため、糖質制限に向いている食材なのはわかっていても、若い人にはなかなか馴染みのない食材ですので、どうやって調理していいのかわからないという人も多いかと思います。ここではそんな人のために高野豆腐を使った糖質制限に向いている料理を幾つか紹介します。

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高野豆腐の卵とじ

とても簡単な高野豆腐を使った料理が高野豆腐と玉ねぎの卵とじです。親子丼の具材を作るレシピで味付けを行い、鶏肉の代わりに高野豆腐を使うだけです。ポイントは砂糖を甘味料に置き換えること。砂糖を使ってしまうと糖質が高くなってしまいますので注意してください。

高野豆腐衣の鶏の唐揚げ

唐揚げは糖質が少なめの料理ですが、衣に片栗粉を使うため少し糖質が入ってしまいます。その片栗粉の代わりにすりおろした高野豆腐を使うことで、鶏の唐揚げが超低糖質の料理になります。味も通常の唐揚げとほとんど変わりません。

高野豆腐のスナック

高野豆腐をぬるま湯で戻して、水分をよく飛ばして油で揚げるだけで簡単おやつを作ることができます。塩やカレー粉で味付けをしたり、甘味料で味付けをしたりするなどの、アレンジをすることができます。糖質がほとんどありませんので、糖質制限中のおやつに最適です。

高野豆腐と野菜の炒めもの

お湯で戻した高野豆腐を、お肉と同じ感覚で利用して野菜炒めを作るだけの簡単レシピです。お肉よりも見た目の量が増えて実際に満腹感も大きくなりますので、糖質制限でダイエットをしている人におすすめです。

高野豆腐のサンドイッチ

水で戻した高野豆腐を薄くスライスしてトースターで焼くとパンに近い食感になります。これをパンの代わりに利用すると低糖質のサンドイッチにすることができます。糖質制限中のサンドイッチはNG料理ですが、高野豆腐のサンドイッチなら低糖質でお腹いっぱい食べられます。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？