枝豆は低糖質！居酒屋でも自宅でも気軽に食べられてお勧め

糖質制限でも居酒屋でお酒や料理を楽しむことができます。むしろ定食のようにご飯が付いてこないことを考えると、糖質制限についての情報がまだ少なかったころから、居酒屋は糖質制限をしている人にとって、重要な外食場所のひとつでした。

そんな居酒屋の定番メニューといえば枝豆です。枝豆は低糖質なうえに、低価格でお酒にもぴったりなメニューになります。ここではそんな枝豆の糖質量と、糖質制限中に枝豆を食べるときのポイントを紹介します。

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枝豆の糖質量はどれくらい？

枝豆（100g）の糖質量は3.8gになります。100g中の糖質が5g以下の場合に「低糖質」と定義できますので、枝豆はまぎれもなく低糖質な食品のひとつになります。コンビニで売られている枝豆が1袋150gですので、このときの糖質量は5.7gになります。

ただし、枝豆は可食部が少なく、150gの摂取量でも実際に食べられるのが半分の75g程度になりますので、摂取できる糖質の量は変わります。もっとも豆の部分と皮の部分では成分が違いますので、単純に糖質も半分というわけにはいきません。

それでも枝豆が、居酒屋のメニューの中では低糖質な部類に入ることは間違いありません。味付けも基本的には糖質ゼロの塩で行いますので、お肉のようにソースなどで知らず知らずのうちに糖質を摂っていたということもありません。

参考：枝豆以外の食べ物の糖質を「食材糖質リスト」でチェック

枝豆の糖質量はなぜ低いの？

枝豆の糖質量がいかに低いかが分かってもらえたかと思いますが、なぜ枝豆の糖質が低いのかということは意外と知られていません。その理由を知るためには、まず枝豆についての基本的な知識を知っておく必要があります。

枝豆って枝豆という品種だと思っていませんか？実は枝豆は枝豆という種類の豆ではなく、大豆になります。大豆とは色が違うじゃないかと思うかもしれませんが、枝豆は大豆になる前の未成熟な段階で収穫することで、柔らかく緑色の豆になります。

茹でた大豆100gで糖質が2.7gと、大豆はとても低糖質な豆類として糖質制限をしている人の食生活に貢献していますが、枝豆はその大豆と同じものになりますので、大豆と同じように低糖質になるというわけです。

ただし、枝豆は枝豆として収穫するために品種改良が行われていますので、枝豆と大豆が完全に一致するわけではありません。枝豆の種類は400種類もありますので、大豆ですが品種によって成分などは多少変わってくるということを覚えておきましょう。

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糖質制限で枝豆を利用するときのポイント

枝豆は低糖質で、糖質面だけを考えれば居酒屋や自宅でも積極的に取り入れていきたいところですが、枝豆は食べ過ぎを注意したい食品であることも覚えておきましょう。枝豆は可食部100gのカロリーが135kcalと言われています。

ご飯が100gで168kcalですので、枝豆もカロリーがそれなりに高い食材になります。枝豆が糖質に良いからとたくさん食べすぎると、カロリー面でオーバーになってしまいます。糖質制限ではカロリーはそれほど気にしなくていいとされていますが、消費カロリー以上のカロリーを摂取すれば低糖質な食品でも太ることになります。

糖質制限をしていれば確実に痩せると思われがちですが、糖質制限は痩せやすい傾向にあるだけで、糖質制限でダイエットを考えている人は、カロリー摂取は糖質量とは別に気を付けておく必要があります。

また枝豆にはイソフラボンと塩分が多く含まれています。イソフラボンは乳がんの発症や再発に影響を与えるとされていますので、摂り過ぎには注意が必要になります。同じように枝豆による塩分の摂り過ぎも体にはよくありません。

枝豆を家で作る場合にはできるだけ減塩を心がけて、1度に食べる量を200gまでに抑えておきましょう。もちろん毎日食べるのではなければイソフラボンを気にする必要もありませんが、イソフラボンは納豆や豆腐にも多く含まれています。

枝豆は適量であれば低糖質でおすすめの食材ですが、偏った摂取は体に悪い影響を与える可能性もありますので注意してください。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？