2016/11/29更新
ハイボールは低糖質?おつまみとソーダの糖質に要注意
中高年の男性が飲むイメージが強かったハイボールは、コマーシャルなどの影響もあり若い女性の人気も高まりつつあります。糖質制限中はビールや甘いカクテル類は適していませんが、ハイボールはどうでしょうか?ここでは、ハイボールに含まれる糖質量やハイボールを飲むときの注意点などについて説明します。
ハイボールってどんなお酒?
そもそもハイボールとは、蒸留酒(ウイスキー、ブランデー、ジンなど)や果実酒・薬草酒などのリキュールを炭酸水やノンアルコールのジュースで割ったカクテルのことです。日本では「ウイスキーのソーダ割り」というイメージが強いですが、実はさまざまな飲み方があるのです。
ウイスキーは中高年に好まれるお酒というイメージがありましたが、ここ数年、広告の影響で若い世代にもウイスキーが飲まれるようになったため、ハイボールの裾野も広がりつつあるようです。
ハイボールの糖質量はどれくらい?
ハイボールにはどれくらいの糖質が含まれているのでしょうか?
結論から言うと、ウイスキーなどの蒸留酒に含まれる糖質はほぼゼロなので、蒸留酒を炭酸水で割ったハイボールには糖質が含まれていません。
蒸留酒には糖質が含まれていない
蒸留酒は、原料を発酵させたもろみを加熱して気化させ、アルコールだけを再び液体化させたお酒です。もろみの段階では原料に含まれる糖質が入っていますが、製造過程においてアルコールのみを抽出させるため、でき上がったお酒には糖質が含まれていないのです。
参考:蒸留酒なら糖質は0g!焼酎・ウイスキー・泡盛・ジン・ウォッカ他
ハイボールは飲みやすい
氷だけで割るロックを好む人も多いですが、ウイスキーはアルコール度数が約40度とビールの約8倍もあるため、炭酸水などで割るハイボールはお酒があまり強くない人でも飲みやすいと好評です。
リキュールのハイボールは糖質有り
ウイスキーなどの蒸留酒ではなく、リキュールを使ったハイボールもありますが、リキュールには砂糖が加えられているものが多いため、糖質制限中は控えた方が良いでしょう。
関連:ハイボール以外のアルコールの糖質量をチェックする
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ハイボールを飲むときの注意ポイントは?
ハイボールを飲むときに気をつけたいのは、ソーダなどの炭酸水です。炭酸水には無糖タイプと加糖タイプがあるため、気をつけないと糖質が加えられたソーダで割ったハイボールを飲んでいる可能性があります。
そのため、糖質が多いビールの代わりにハイボールを飲めば大丈夫!と考えてグビグビ飲んでいる人は要注意。お店などでオーダーするときは炭酸水のタイプを確認しましょう。
糖質が少ないおつまみを選ぼう
お酒を飲むときはおつまみの選び方にも注意したいものです。お酒を飲むと炭水化物や油っぽいものを食べたくなりますが、糖質制限を意識するなら以下のようなおつまみを選びましょう。
- 野菜スティックやサラダ
- 豆腐
- 刺身
- チーズ
食欲増進効果にも要注意
特にハイボールのように炭酸で発泡するタイプのお酒は胃の働きを活性化させ、食事の量が増える傾向があるといわれています。お酒が入ると気分が高揚し、「まあいいか!」と勧められるがままに食べてしまいがちなので、自制心を保つためにもお酒の量をほどほどに抑えることも大切です。
飲み過ぎは低血糖のリスクを高める
ウイスキーはアルコール度数が高く、その分カロリーも高いです。しかし、アルコールはエネルギーとして利用されないため、摂取しても脂肪として蓄積されずに肝臓で分解されてから体外へ排出されます。
このような点を踏まえると、ハイボールはいくら飲んでも大丈夫なように思えますが、アルコールを過剰摂取すると肝臓はアルコールの分解を優先的におこない、他の役割である糖の生成・蓄積がおろそかになることがあります。このことは低血糖を招くリスクを高めるため、飲み過ぎには注意しましょう。
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