2016/11/17更新
ミニトマトは糖質制限中に食べてもOK?成分やカロリーを徹底解剖
真っ赤で小さくて丸くてかわいいミニトマト。お弁当の彩づけなどに役立ちますし、これが大好物という女性や子供も多いのではないでしょうか。今回はそんなミニトマトと糖質制限についてです。
ミニトマトの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 29kcal |
タンパク質 | 1.1g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 7.2g |
食物繊維 | 1.4g |
糖質 | 5.8g |
ナトリウム | 4mg |
カリウム | 290mg |
ビタミンC | 32mg |
カルシウム | 12mg |
鉄 | 0.4mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
マグネシウム | 13mg |
参考:糖質制限ダイエット食品まとめ「食材糖質チェックリスト」500品目以上
目次
ミニトマトは糖質制限向きではない?
トマトよりも豊富な栄養を持つとされるミニトマトですが、糖質制限にはコレ、とおすすめすることはできません。なぜなら、糖質量がそれなりとなっており、ミニトマトをバクバク食べてしまえば糖質過多となる恐れもあるからです。
しかし、糖質制限中に不足しがちな栄養を豊富に蓄えていたり、料理の味にアクセントを加えてくれるのも事実。また、トマトの2倍も3倍も糖質を持っているわけでもないので、上手に摂りいれれば問題ありません。
糖質制限中というと、どうしても糖質の多い食品は避けがちですが、要は食べ過ぎなければいいわけです。我慢のし過ぎは身体に毒ですよ。
ミニトマトの糖質はどれくらい?
ミニトマト100gに含まれる炭水化物は7.2gと多く、食物繊維は1.4gです。糖質をもとめるには炭水化物から食物繊維を引けばいいので、ミニトマトの糖質は5.8gとなります。
一般的なトマトの糖質が100gに対して3.7gとなっており、ミニトマトの糖質がいかに高いか分かります。2倍とまではいかないものの1.5倍程度はありますね。
サイズによって異なりますがミニトマトの重さは中サイズで1個15gほど。1個当たりの糖質は0.9gくらいでしょうか。少し大きめのミニトマトであれば1個1gと考えてよさそうです。1gの糖質と言えばからし菜100gに相当するもの。ここからも分かるようにミニトマトの摂取には注意を払わなければなりません。
ミニトマトは野菜の中で糖質が多い?少ない?
野菜は全体的に糖質が少ないこともあって、ミニトマトの糖質は多めですね。ミニトマトより糖質量が多い野菜は6.4gのニンジンや7.2gのたまねぎ、7.6gのグリーンピースなどでしょうか。他にもいくつか存在しますが、そこまでは多くありません。
これに対して糖質の少ない方は非常に多く、1.7gのレタスや1.8gの水菜、1.9gの白菜、3.4gのキャベツ、3.7gのトマトなどなど。メジャー野菜だけでもこんなに出てきます。名前にミニとついているのに糖質はミニでないのが厄介ですね。
ミニトマトのカロリーは?
糖質は少し多めなミニトマトですが、カロリーは低めの100gあたり29kcal。そのためカロリーについては気にする必要はないでしょう。もしカロリー過多になるような食べ方をすれば、確実に糖質過多になってしまいます。
きちんと糖質制限をこなせばミニトマトによるカロリー過多はほぼありえません。この点についてはミニトマトがダイエットに向いていると言えますね。
ミニトマトの主要成分
既に少し触れたように、ミニトマトの主要成分の含有量は一般的なトマトよりも多く、摂取によってたくさんの健康効果が得られます。中でも有名な成分がリコピンでしょうか。
リコピンには抗酸化作用があることから、ストレスや紫外線などを原因に発生すると言われる活性酸素の除去に一役買ってくれます。現代人の多くは活性酸素過多な傾向にあり、これを放置しておくと肌の老化を早めたり、酷い場合にはガンのリスクを高めたり生活習慣病を招く恐れもあります。
リコピンの抗酸化作用はビタミンEやβカロテンの比ではありません。そんなβカロテンの量が多いのもミニトマトの特徴。トマトの2倍近くのβカロテンを含み、これは粘膜の保護や肌の代謝促進に役立ちます。
粘膜が保護されることで免疫力がアップ。風邪の流行るシーズンなどは摂りいれておきたいところです。他にも美肌と健康に欠かせないビタミンCや、塩分と共に摂取することが大切なカリウムなどが豊富に含まれます。
ミニトマトの簡単糖質制限レシピ
今回はミニトマトを活用した簡単糖質制限レシピを紹介。ミニトマトだけだとフルーツ感覚でついつい食べ過ぎてしまうので、他の野菜と組み合わせて摂取量を抑えましょう。
ミニトマトと好みの野菜のサラダ
用意するのはレシピ名通り、ミニトマトと好みの野菜。おすすめとしてはレタスやキャベツ、きゅうり、ニンジンなど噛みごたえのあるものです。材料が用意出来たら、それを食べやすいサイズにちぎったりカットして、綺麗にお皿に盛り付けていけば完成。
ミニトマトは最後に乗せると彩がよくなりますよ。レタスなどの野菜を噛んでいると満腹中枢が刺激されるため自然と食べ過ぎを防ぐことが可能。ミニトマト単品だとスルスル食べてしまうわけですが、こうして他の野菜と組み合わせれば少ない量でも満足です。ドレッシングはかけすぎないよう注意してください。
まとめ
ミニトマトは栄養価が非常に高く、できれば糖質制限中でも摂りいれたいところ。しかし、糖質がそれなりにあるのも事実。自分で糖質を計算し、量を調整しつつ、料理に使用してみてください。
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