ゴーヤの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

ドラマなどの影響から沖縄ブームが発生した時、全国的に有名になったのがゴーヤです。緑色でぶつぶつした表面の見た目は悪いものの、苦めの味は癖になるものでお酒のおつまみにもよく用いられます。少し古い話ですが、ゴーヤをモチーフにしたマスコットキャラも人気がありましたね。今回はそんなゴーヤの糖質とカロリーを見ていきましょう。

ゴーヤの糖質は野菜の中でも低い

ゴーヤ100gあたりの糖質量は約1.3gと言われています。野菜類は全体的に糖質量が低めとはいえ、100gあたり1.3gは頭一つ抜けている印象。もちろん、大根の葉やにら、つまみ菜など同程度の糖質量の野菜も存在しますが、ほとんどの野菜はゴーヤよりも糖質量が高いです。

代表的な野菜100gあたりの糖質量を見てみると、レタス（1.7g）、キャベツ（3.4g）、トマト（3.7g）、ねぎ（5.0g）、ニンジン（6.4g）などなど。どれもゴーヤより高糖質です。

一応はゴーヤより糖質が低い野菜もあり、ほうれん草（0.3g）、緑豆もやし（0.8g）などが有名ですが、そこまで量は多くありません。そのため、ゴーヤは野菜類の中でも口にしやすい部類と言えるでしょう。

味付けによって糖質量が変化するため必ずとは言えませんが、お腹いっぱい食べても糖質オーバーにはならなさそうです。ゴーヤ1本は大きめで250gほどありますが、それでも糖質量は3.3g程度。やっとキャベツ100gと同じくらいの糖質量です。

しかも、ゴーヤは栄養価が高くビタミンCやビタミンKといったビタミン類が豊富に含まれ、多くの健康効果を持つと言われています。糖質制限中は栄養が不足しがちですし、それを補う意味でも摂取してみてはどうでしょうか。

ゴーヤチャンプルーも低糖質

ゴーヤは生のままでも食べられる野菜ですが、苦みが強いことから人によっては食べづらさを覚えるでしょう。そこで、ゴーヤは炒め物などにしていただくといいですよ。最も有名なのはゴーヤチャンプルーですね。

これはゴーヤを卵や肉類、豆腐などと混ぜ、生姜や醤油、こしょうなどで味付けした料理のことで、苦みが少なくなることからゴーヤが苦手な方でも食べやすいと言われています。しかも、ゴーヤチャンプルーにしても糖質は低めで、1人前（160g）あたり2.5gしかありません。

豚肉や卵、豆腐といったゴーヤ以外の材料も糖質が低いためですね。味付けによる糖質のプラスがあるものの、極端に濃くしなければ問題ないでしょう。他にも味噌などの調味料を用いた炒め物や、肉詰め、ゴーヤのサラダなどなど。糖質を増やさずに美味しくいただけるレシピはたくさん存在します。

最近はネットで簡単にレシピの入手が出来ますし、それを参考に低糖質ゴーヤ料理を食卓に並べてみてはいかがでしょうか。ただ、佃煮やカレーなどは糖質が高いので避けておいてください。

ゴーヤはカロリーも低くヘルシーな野菜

ゴーヤのカロリーは100gあたり17kcalしかありません。1本（250g）あたりでも43kcalですので、非常にヘルシーと言えるでしょう。野菜はカロリーも全体的に低い食品ですが、100gあたり17kcalはなかなかにレア。多くの野菜は100gあたり20kcalを超えています。

そのため、ゴーヤはカロリー制限的に考えても使いやすい野菜です。糖質もカロリーも低いうえ、ビタミン類などの栄養が豊富ですので、積極的にとりいれていきましょう。ただ、ゴーヤチャンプルーなど肉類を使った料理だとカロリーが高めになることもあります。

実際、ゴーヤチャンプルー1人前（160g）のカロリー量は232kcal。そこまで高くはないものの、食べ過ぎれば心配になってくる数字です。肉類は糖質こそ低いもののカロリーが高いことを覚えておきましょう。

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