2017/06/19更新
まいたけのカロリーは高い?糖質制限には向いている?
まいたけはトンビマイタケ科のキノコであり漢字で表記すると「舞茸」となります。この名前は「今昔物語集」に載っている、キノコを食べたことで精神に異常をきたした人が舞い踊ったことに由来するとされますが、ここでいう舞茸は幻覚作用を持つ他のキノコであると考えられています。実際、現在のまいたけにそういった作用はありません。そんな、まいたけのカロリーと糖質を見ていきましょう。
まいたけのカロリーは低くダイエット向け
まいたけのカロリーは100gあたり16kcalと非常に低く、よくダイエットに用いられます。1パックの容量がちょうど100g前後なので、1パックで16kcalくらいと覚えておきましょう。
この程度のカロリーしか含まないのであれば、基本的にはいくら食べても大丈夫です。1kg食べたとしても160kcal。成人男性が一食に摂取するカロリーが600~700kcalと言われているので、単純に4kg程度は食べられそうですね。
ただ、実際に4kgものまいたけを食べれば幻覚作用はないものの、お腹を壊したりと悪影響が出そうなので、ほどほどにしておきましょう。しかも、このカロリー量は生の状態なので、料理に使った場合は当然ながらカロリー量が増します。
特にバター炒めやオリーブオイル炒めなどは調味料の問題からカロリーが一気に高くなるので気を付けましょう。オリーブオイルやココナッツオイルなどの油系と相性が良いのは事実なんですけどね。
残念ながら油系はカロリーが高すぎるのです。ちなみに、乾燥まいたけになると100gあたりのカロリーが181kcalにアップしますが、これは単に水分量が少なくなり重さに対する栄養成分の量が増えた結果です。
まいたけは糖質制限にぴったりの食品
まいたけ100gには2.7gの炭水化物が含まれていますが、食物繊維も2.7g含まれています。糖質制限をかじったことのある方ならご存知の通り、食品の糖質量は「炭水化物-食物繊維」で表すことができます。
つまり、まいたけの場合は「2.7g-2.7g=0g」となるわけで、まいたけ100gに含まれる糖質はデータ上で見れば0gです。実際はほんのわずかの糖質が含まれるのかもしれませんが、特に気にする必要はないでしょう。スーパーにあるまいたけを買い占めたうえで完食しても糖質オーバーを引き起こす心配はなさそうです。
そもそもキノコ類は炭水化物に対する食物繊維が多いため、糖質量が低めではありますが、まいたけはその中でも特に低糖質。どのキノコにするか迷ったら、まいたけを選んであげるといいですよ。まいたけには食物繊維が豊富に含まれることから腸に良い働きがあるとも言われています。
まいたけを使った低糖質メニュー
まいたけはほぼ糖質を含まない食品ですが、それは調理前の話であって調味料による味付けや他の食品が混ざれば話は別です。
たとえば、まいたけご飯は白米が含まれることから糖質量が一気に高くなります。おそらく1杯あたり50g程度の糖質があるでしょう。相性がぴったりなのは確かですが、糖質制限中なら避けておくのが無難です。
逆に、牛肉とまいたけの炒め物なんかは糖質制限向け。牛肉などの肉類もほぼ糖質を含みません。ただ、醤油や砂糖、みりんの量が多くなってくると糖質が高くなるケースもあるので注意。心配なら糖質カットの甘味料などを用いるといいかもしれません。
また、バター炒めも糖質制限向け。バターはカロリーこそ高いものの糖質をほぼ含みませんし、バターを使えば調味料の量を減らすことができます。他にもサラダや鶏肉とのソテーなど。糖質を抑えたレシピも豊富ですので、いろいろと試してみてください。他のキノコ類も糖質が低めなので、時には混ぜて使うのもいいでしょう。
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