2017/05/11更新
酒粕の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
甘酒などの原材料に使われる酒粕は、粕汁や漬物など他の料理でも使われることがあります。糖質制限をしていると、その酒粕の糖質が気になりますよね。お酒はお米から作られますから、糖質は高めだと予想できますが、実際のところはどうでしょう?
ここでは酒粕の糖質やカロリーをチェックして、酒粕が糖質制限に向いているかどうかについて説明します。
酒粕の糖質はやや高め!使い方に注意が必要
酒粕は日本酒を醸造するときに作られる副産物です。このため原材料はお米で、その糖質量が高くなることが予想されます。日本食品標準成分表によると、酒粕の糖質は下記のようになります。
- 酒粕(100g):18.6g
白米100gの糖質量が36.7gですので、酒粕はその半分くらいの糖質しかありません。それでも、決して糖質が少ないというわけではなく、摂取の仕方によっては糖質オーバーをしてしまうこともあります。
例えばお酒のツマミやおやつなどに焼き酒粕を食べることがありますが、この場合は少しまとまった量の酒粕を口にすることになります。さらに、酒粕を使った料理は砂糖も一緒に使うことがあり、この場合は砂糖の糖質も加わって、摂取糖質が増えてしまいます。
料理に少し使うくらいであれば、酒粕の糖質はそれほど気になるものではありませんが、単体で食べたり、砂糖と組み合わせたりすることは糖質制限中には避けたいところです。酒粕を使うときは、トータルの糖質が増えすぎないように注意しましょう。
酒粕のカロリーもやや高め!糖質制限ではOK
酒粕の糖質はやや高めで、使い方を注意しなくてはいけませんが、そのカロリーはどうなのでしょう?糖質制限ではカロリーを気にする必要がないと言われていますが、酒粕でもカロリーは無視できるのでしょうか。
- 酒粕(100g):227kcal
酒粕100gに含まれるカロリーは227kcalと、やや高めの値です。とはいえ、一度に100g食べることもまずありませんし、何よりも糖質制限ではカロリーはそれほど気にする必要はありません。もちろん完全に無視してもいいというわけではありませんが、酒粕くらいのカロリーであれば、問題ありません。
糖質制限ではカロリーオーバーよりもカロリー不足が問題になります。このためある程度のカロリーは意識して摂っていきたいところです。お味噌汁ではなく粕汁にするなどして、上手に酒粕を活用して、糖質制限でのカロリー不足を防ぐようにしてください。
糖質制限で酒粕を使うときの注意点
酒粕は、タンパク質が多めでビタミンも含まれているため、健康食品のひとつとしても注目されていますが、糖質制限で重要なのは摂取しすぎないということです。酒粕を200g食べるというようなことはあまり考えられませんが、100gでも18.6gもの糖質を摂取することになります。
スタンダードな糖質制限で、1食あたりで摂取してもいい糖質量は40gです。100gの酒粕はその半分近くも摂取することになりますので、いくら栄養価が高いからといって、たくさん食べてしまうと、他の料理で糖質を大幅に減らす必要があります。
糖質制限中は酒粕を食べてもいいのですが、それでも食べすぎないように心がけてください。
また甘酒のように砂糖が必要な使い方をする場合は、砂糖の代わりに甘味料を使ってください。甘味料であれば糖質を大幅に減らすことができます。もちろんこの場合も、酒粕に含まれる糖質の量は注意してください。
甘酒1杯分に使う酒粕は約30gです。甘味料を使っても5.6gもの糖質を摂取することになります。間食の糖質としてはギリギリ許容範囲ないですが、酒粕を使った甘酒を飲んだ日には、食事での糖質摂取をできるだけ控えるようにしましょう。
使う量だけ間違えなければ、酒粕はとても栄養価の高い食材ですので、糖質オーバーにならないように気をつけながら、上手に活用しましょう。
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