2017/05/15更新
葛餅の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
葛餅は葛粉から作られる和菓子のことで、きな粉や黒蜜をかけて食べることが多め。透明というほど透き通ってはいない半透明でぷるぷるした食感が癖になりますよね。そんな葛餅の糖質はどのくらいなのか、そしてカロリーは高いのかを今回は見ていきましょう。
葛餅は意外にも高糖質
葛餅と一口に言っても様々な商品やメニューがあります。今回は分かりやすいよう一般的なレシピ、葛粉100gに対して砂糖50gと水500mlを使って作ったと仮定しましょう。
そうすると、650gあたりの糖質量が約110.4gとなります。これを100gあたりに直すと約17g。よくスーパーなどに売られている袋入りの葛餅などは100g前後ではないでしょうか。
葛餅はその半透明な見た目から低糖質と思い込んでいる方も多いようですが、残念ながら実際の数字を見ていればこのような結果。お世辞にも低いとは言えない糖質量です。
ところてんや寒天は本当に低糖質で糖質制限向けの食品なんですけどね。葛餅や葛切りといった葛粉を元とする食品は総じて糖質が高めなのです。
そもそも葛粉が100gあたり85.6gの糖質をもつ、いわば糖質の塊のような食品。そのため葛粉を使った葛餅や葛切りの糖質が低くなる道理はないのです。
ちなみに、コンビニの商品などはさらに高糖質がことがあります。ある商品は1パックの葛餅で糖質が約33g。先ほど紹介した糖質の約2倍ですね。逆に低めの糖質14.0gの商品なんかも存在しますので、コンビニやスーパーで購入する際は栄養表記のチェックを忘れずにしてください。
おそらく大きさや味付けが関係しているのでしょう。味付けと言えば、ここで紹介したのは葛餅だけの糖質であり、黒蜜やきな粉などの調味料は含んでいません。
黒蜜は大さじ1杯で約6.1g、きな粉は約1gの糖質を持ちますので、味付けをする際はこれを追加するのを忘れずに。要は黒蜜ときな粉を大さじ1杯ずつかければ葛餅の糖質は約24.1gになるわけです。
葛餅のカロリーはそこまで高くない
一般的な材料と分量で葛餅を作成したとすると、100gあたりのカロリーは101kcalほどです。ほぼグラム数がカロリー量としておくと覚えやすいですね。
ここにきな粉と黒蜜を大さじ1杯ずつかけたとして、おそらく180kcal前後。ケーキやフィナンシェなどの洋風焼き菓子と比べればカロリーは低めと言えるでしょう。糖質のことをきちんと考えておけばカロリーについては極端に気にせずとも大丈夫そうです。
葛餅の糖質を抑えるコツ
普通の方法で作るとそれなりに糖質が高くなってしまう葛餅。その糖質を抑える方法は大きく2つあります。まず簡単なのは糖質やカロリーがカットされた葛餅を購入すること。
少しネット通販で検索をかければカロリーや糖質が大きくカットされた葛餅が登場します。一般的な葛餅と比べて多少は値が張るものの手が届かないほどではありませんし、糖質を抑えつつ葛餅が摂取できるのだからダイエット中にはぴったりでしょう。
もうひとつは自分で作ってしまう方法ですね。葛餅の糖質を高くする原因の葛粉は粉末寒天に、砂糖は人工甘味料に置き換えることで糖質を大きく下げられます。葛粉を使わない時点で葛餅ではなくなるような気もしますが、よほどのこだわりが無ければ十分に満足できるでしょう。
さらに豆乳などを使って仕上げる方も多いようなので、いろいろとアレンジしてみてください。もちろん、各種材料の糖質には常に気を配っておきましょう。
黒蜜やきな粉などの調味料については控えておくのがベスト。きな粉はまだしも黒蜜は糖質量が高いので、せっかく糖質を抑えても台無しになる恐れが。きちんと味付けをしていれば黒蜜無しでも甘味がありますよ。
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