カステラの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

カステラは3時のおやつの1番、そんなニュアンスの歌が一昔前には存在したものです。それはさておき、普段から口にする機会が多いだけにカステラのカロリーや糖質って気になりませんか？今回はカロリーや糖質の量を詳しく紹介するのでぜひご覧ください。

カステラの糖質量は高い

カステラの材料と言えば小麦粉や卵、砂糖といったところでしょうか。この中の小麦粉と砂糖は非常に厄介なもので、砂糖はグラム数と同数程度、例えば20g使えば約20gの糖質を含みますし、小麦粉（薄力粉）は100gに約73.4gもの糖質を含みます。

そんな材料から作られるカステラの糖質が低いわけもなく、100gあたりの糖質量はなんと約62.6g。一切れを50gとしても約31.3gもの糖質量となります。

1号サイズのカステラが580gほどですので、1本の糖質量にすると約363gということに。もはやカロリーと間違えているんじゃと思えるほどの量ですね。

糖質制限をかじったことのある方ならお分かりのように、一般的な糖質制限は一食を約40gの糖質で済ませなくてはなりません。

すなわち、カステラ一切れを食べてしまえば、それがほぼ一食分に。ちょっと大きめにカットすればカステラ一切れだけで一食分の糖質を超えてしまう恐れもあるわけです。

夢のカステラ1本丸ごと食いなんてとんでもない。よほどの記念日であっても避けておくべきでしょう。

ちなみに、抹茶カステラだと少しだけ糖質量が落ちることもあるようですが、このあたりは商品ごとに変わってくるので何とも言えませんね。コンビニ商品だと一般的なものより多くの糖質を含んでいたりもしますし。

ここで紹介する数字はあくまでも参考程度にしておき、購入前には商品ごとの糖質量を確かめておくことをおすすめします。糖質量は栄養表記の炭水化物量から食物繊維量を除けば割り出せますよ。

カステラはカロリーも高め

糖質ほどでは無いせよカステラはカロリーも高めで、100gあたりなら319kcal、50gなら160kcalを持ちます。カロリー制限で一食を500kcalに抑えていたとしても、一切れ程度なら何とかなる印象。

もちろん食事のカロリーを減らすなどの工夫をする必要はありますが絶対に口に出来ないほどではありません。

ベビーカステラの糖質

小さな円形やキャラクターを模した形が特徴的なお菓子にベビーカステラと呼ばれるものがあります。こちらは1個のサイズが小さいため、1個あたりなら糖質量が約6.8gです。

決して低くはないものの、カステラを極薄に切るよりは糖質量を調整しやすいかと。2個程度なら多少の工夫で口にできると思うので、どうしてもカステラが食べたい時には試してみてはどうでしょうか。

カステラの糖質を自力で抑える

ケーキやアイスほど需要がないのか、カステラの糖質がカットされた商品はなかなか見つかりません。無いなら作ればいいとはよく言ったもので、糖質制限中でも口にしやすいカステラを自作するのはどうでしょうか。

始めの方で話したようにカステラが高糖質な原因は主に小麦粉や砂糖にあります。では、小麦粉を大豆粉、砂糖を糖質カットの甘味料などに置き換えてみてはどうでしょう。味に多少の変化はあると思いますが糖質を大幅にカットできるはずです。

パウンドケーキに比べると難易度が高いものの普段からお菓子作りをする方ならそう難しい部分もないでしょう。

最近はベビーカステラ用のプレートも販売されているので、普通のカステラだけでなくベビーカステラを自作するのもいいかもしれません。ベビーカステラの方がサイズが小さく糖質量を調整しやすいですからね。

市販のカステラは糖質量が高いのでなるべく避け、自分で作った糖質量の低いカステラを食べるようにしましょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？