2017/05/15更新
くずきりの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
くずきりはうどんのように細長く、寒天のような透明度のある食品で、鍋の締めなんかに使われることが多いようですね。見ためから非常にヘルシーなイメージのあるくずきり。今回はその糖質やカロリーを暴露していきましょう。
くずきりは糖質が高い
その見ためからカロリーや糖質の低い、ヘルシー食材と見られがちなくずきりですが、それは完全にイメージの産物。
実はくずきりの栄養成分の大半は炭水化物で構成されています。ご存知の通り炭水化物といえば糖質量に直接つながるもの。
くずきりの炭水化物量は100gあたり約33.3gです。一応は食物繊維を0.8gほど含んでいるので実際の糖質量は「33.3-0.8=32.5」で32.5g。どう考えても低いとは言えない数字が出てきます。
何となく似たイメージのある寒天は100gあたり約1.5g、ところてんなら約0gとこのうえなくヘルシーなんですけどね。くずきりは残念ながらそうはいきません。
どちらかというと春雨に近いもの。春雨は25g(茹でることで4倍近い重量になる)で約20.8gの糖質を含みます。このことから、くずきりは糖質制限に向かない食品。
よく糖質が低いと勘違いして食べ続けている方がいますが、それでもいつまで経ってもダイエットが終わりません。下手をすれば糖質制限をしているつもりが、糖質過多による肥満を招いていることも。
くずきりに始まり、糖質が低そうに見えて意外にも高い食品は数多く存在しますので、糖質制限中はきちんと食材の正確な糖質量を確認するようにしてください。
ちなみに、くずきりは黒蜜をかけて食べることも多い食材。黒蜜は大さじ1杯で6.1gもの糖質をもつ、なかなかに厄介な甘味ですので注意が必要。くずきりにたっぷりの黒蜜をかけて食べれば糖質量が40g、50gを超える恐れもあります。もはやスタンダード糖質制限における一食の目安を超えていますね。
くずきりのカロリーはそこそこ
糖質量こそ高いくずきりですがカロリーは100gあたり135kcalとそこまで高くないです。糖質をきちんと抑える生活をしていればカロリー過多になる心配はなさそうですね。
肉類や魚類のように糖質量のわりにカロリーが高い食品があれば、逆もあるということ。ただ、黒蜜などの調味料をかけすぎれば膨大なカロリー量になる可能性も否定できません。
糖質制限中にくずきりが食べたい時は?
ケーキやプリンなどのスイーツについては砂糖を甘味料に切り替えて自作する等の方法で糖質を抑えることができます。また最近は初めから糖質制限向けに作られたものもありますね。
しかし、くずきりとなると難しいところで、くず粉を使う以上はどうしたって糖質量が高くなってしまいます。別に砂糖が大量に入っていたりもないので甘味料置き換えテクニックも使えませんし。おそらく白米やうどんの糖質を抑えるのと同じくらい大変です。
そのため、糖質制限中はくずきりに固執しない方がいいかもしれません。たとえば、くずきりではなく、ところてんに置き換えてはどうでしょうか。
食感などの違いはあるものの黒蜜や二杯酢をかけて食べる点は同じですし、ところてんなら100g食べても糖質なんと0g。これ以上なく糖質制限に適した食品です。
これに加えて黒蜜を糖質制限向けの商品に切り替えれば、糖質を大きく落とした状態で似たような食品を口にすることが出来ます。「ところてん、くずきりでは全く別物じゃないか」という意見もごもっともではありますが、くずきりの糖質をカットできるか否かはとても大きなもの。
ぜひ一度でいいので試してみてください。
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