ホッピーの糖質は普通？でも低カロリーでプリン体0が嬉しい

ビールのようでビールではない「ホッピー」を飲んだことはありますか？糖質制限中は食べ物だけでなく飲み物にも気をつける必要があるため、ストレスを感じている人が多いかもしれませんが、糖質制限という点でホッピーはなかなか優秀です。ホッピーのことをよく知らない人でも、糖質量やカロリーなどの特徴を知れば飲んでみたくなるかもしれません。

ホッピーってどんな飲み物？

ホッピーを飲んだことがない人は、ホッピーがどんな飲み物か見当もつかない人が多いのではないでしょうか。ホッピーは居酒屋などで提供されることが多いため、お酒のイメージがありますが、実は「ビールテイストの清涼飲料水」と分類されています。

ホッピーは麦芽とホップでつくられており、アルコール度数は0.8％と微量のアルコールが含まれていますが、分類上はノンアルコールとなっています。

お酒のイメージがあるのは、ホッピーは焼酎で割って飲むスタイルがポピュラーだからかもしれません。

ホッピーは低糖質・低カロリーのヘルシー飲料？

ホッピーに含まれる糖質量は100mlあたり1.7gです。一般的なビールの糖質量が3.1g、日本酒（純米酒）は3.6gであることを考えると、糖質量は約半分程度に抑えられることがわかります。なお、黒ホッピーの糖質量は1.9gと普通のタイプより若干多いです。

また、ホッピーと一緒に飲むことが多い焼酎はアルコール分だけを引き出す蒸留という製法でつくられているため、糖質がほぼゼロのお酒です。つまり、ホッピー自体に含まれる糖質が比較的少ない上、糖質ゼロの焼酎で薄めて飲むのでさらに低糖質になるのです。

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カロリーはビールの1/4

糖質制限中はカロリーも気になるところだと思いますが、ホッピーはカロリーが低い飲み物のひとつです。一般的なビールのカロリーは100mlあたり40kcal、日本酒（純米酒）は103kcalですが、ホッピーは11kcalとビールの約1/4に抑えられています。焼酎（甲類）は同量で206kcalと高めですが、ホッピーの焼酎割りにするとビールよりカロリーは低くなるようです。

ただし、度数が高いほど高カロリーになりやすいアルコールは体内に蓄積されにくいので、血糖値やダイエットを意識するならカロリーより糖質量を気にする方が良いかもしれません。

「プリン体ゼロ」も嬉しいポイント

ホッピーは低糖質・低カロリーである他、気になるプリン体が含まれてないというメリットもあります。プリン体はビールなどに含まれる旨味成分の一種ですが、摂取しすぎると体内の尿酸値が上昇し、痛風や高尿酸血症になる可能性が高まります。

ビールに含まれるプリン体は100mlあたり5mg、日本酒（純米酒）は1.2gとなっているため、ホッピーの0mgはインパクトがあります。また、ホッピーを割る焼酎もプリン体の含有量は0mgなので、プリン体が気になる人は安心して飲めるでしょう。

ホッピーを飲むときはココに注意しよう

ホッピーは焼酎で割って飲むスタイルがポピュラーですが、最近ではリキュールやソフトドリンクで割るなど飲み方のバリエーションが増えています。気をつけたいのは、それらの糖質です。

リキュールはフルーツやハーブなどで風味付けをした蒸留酒に、砂糖やシロップを加えた混成酒と呼ばれるお酒なので、糖質の含有量は多いです。いくらホッピーが低糖質・低カロリーであっても、糖質を多く含むもので割ってしまえば糖質量はその分増えてしまうため、糖質制限中は焼酎割りを楽しむ方が良いでしょう。

また、アルコールにはおつまみが付きものです。ホッピー自体はノンアルコールですが、炭酸が胃を活性化させるため食欲増進効果があります。宴席では糖質が多く高カロリーなものをオーダーしがちですが、野菜や豆腐などの低糖質食品を使ったメニューを選び、糖質カットの効果を高めましょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？