2017/04/18更新
みりんの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
みりんを使った料理を作れるようになると、料理の幅がとても広がりますよね。ところがみりんを使うと料理に甘みが出ます。甘みがあるということは、もしかして糖質も高いかもしれない。そう感じている人も多いかもしれません。
ここではそんなみりんの糖質がどれくらいあり、糖質制限中に使っても良いものなのかについて説明します。みりんは知っていても、みりんがどんな調味料なのか知らないという人も、ぜひ参考にしてください。
みりんはとっても糖質高め!カロリーも要注意
それではまず、みりんの糖質についてチェックしてみましょう。ダイエット中の人はカロリーも気になるかと思いますので、カロリーについても紹介します。
みりん(100g) | |
---|---|
糖質43.2g | カロリー241kcal |
みりん風調味料(100g) | |
糖質54.9g | カロリー226kcal |
みりんと呼ばれるものは2種類あります。本来のみりんはアルコール飲料のひとつです。このため、調味料にも関わらず酒税がかかります。しかも販売するのにお酒の販売免許が必要な時代がありました。そのため入手性が悪いため、みりんによく似た調味料として、みりん風調味料が作られたという歴史があります。
歴史はともかく従来のみりんを「本みりん」と呼び、もう一方をみりん風調味料と呼びます。製法が違いますので、カロリーも糖質も違いがあります。
ただし、本みりんもみりん風調味料も、カロリーと糖質が高いということには変わりありません。本みりんの糖質量は43.2gですから、みりんの半分近くが糖質ということになります。
ぶりの照り焼き2切れで、大さじ1のみりんを使います。このときのみりんの量は18gですので、1切れあたりの糖質量はたったの3.9gです。これくらいの糖質量であれば、実はそれほど気にする必要はありません。
ただし、和食はみりんを使うときに砂糖やお酒も一緒に使うことが多く、しかも他の料理にも同じようにみりんを使うことがありますので、1食分トータルの糖質量はしっかりと考えて使う必要があります。
みりんの糖質はなぜ高いの?
それではみりんの糖質はなぜ高いのでしょう?本みりんは蒸したもち米が原料で、そこに米麹や焼酎を加えて熟成させて作ります。この熟成の間にもち米のデンプンが糖化されることによって、糖質が高くなります。
みりん風調味料の場合は、アルコール度数が1%未満のお酒に対して、うま味調味料や水飴を加えて、みりんのような風味を再現しています。このときに加えられる水飴がみりん風調味料の糖質を高くする原因です。
いずれにしても、みりん特有の甘みは糖質があってのことですので、本みりんでもみりん風調味料でも糖質が高くなってしまうのは、仕方がないことなのです。
糖質制限中にみりんを使いたくなったときの対処法
みりんは糖質が高めとはいえ、大量に使わなければそれほど気にする必要はありません。病気の治療などで糖質制限をしているのでなければ、1食の食事でみりんを大さじ1くらい使っても、それほど問題はありません。
ただし、調味料といえども糖質はできるだけ抑えたいという人の場合は、代用品を活用して糖質を下げましょう。みりんの代用品といえば「日本酒+砂糖」です。砂糖は糖質源になりますでの、砂糖の代わりに甘味料を使えば、糖質をぐっと抑えることができます。
みりんとまったく同じというわけにはいきませんが、それでもみりんに近い風味を出すことはできますので、糖質制限にこだわりたい人は、代用品を活用してください。
糖質制限を成功させるには、いかにして代用品を活用するかがポイントになります。「こんなのみりんじゃない」と言い出したらキリがありません。「それっぽいからいいか」くらいの気持ちで、糖質を抑えた代用品を使ってみましょう。
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