2017/04/18更新
黒酢の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
普通の酢では出せない、まろやかさと香りを出すことができる黒酢は、料理上手な人にとって欠かせない調味料のひとつではないでしょうか。とはいえ米黒酢とも呼ばれていることから、原材料にお米が使われていることがわかります。お米といえば糖質制限の敵ですよね。
もしかして黒酢も糖質が高めかもと気になっている人のために、ここでは黒酢の糖質や製法について紹介します。
黒酢の糖質とカロリーはやや高め
黒酢は米黒酢とも呼ばれ、お米をたくさん使用して作られます。製法については後ほど説明しますが、このお米が原因で一般的な穀物酢と比べると、糖質はどうしても高くなります。
黒酢(100g) | |
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糖質9.0g | カロリー54kcal |
穀物酢のカロリーが25kcalで、糖質量が2.4gであることを考えると、黒酢の糖質がいかに多いかが分かります。とはいえ、穀物酢の糖質が少なすぎるだけで、決して黒酢の糖質が多すぎるということではありません。やや多めの糖質量だと考えてください。
中華料理によくある、若鶏の黒酢あんかけ1人前に使う黒酢の量は大さじ1くらいです。大さじ1の黒酢の重量は15gですので、1人前の黒酢の量はたったの1.35gです。ほとんど気にする必要はありません。これだけの量で料理の味が美味しくなるなら、普通の酢よりも黒酢を選びたいところです。
カロリーは100gで54kgです。これはコーラやオレンジジュースと同じくらいです。思ったよりもカロリーが高めと感じるかもしれません。健康のために黒酢ドリンクを飲んでいる人がいますが、カロリーは普通のジュースと変わりません。カロリーが気になる人は注意しましょう。
黒酢はなぜ糖質が高いのか
それでは黒酢はなぜ糖質が高いのでしょう?これはすでに紹介しましたように、原材料にたくさんのお米を使うからというのが最大の理由です。黒酢1リットルにつき、180g以上のお米が使われています。米酢の場合は1リットルで40g以上ですので、4倍以上のお米の量です。
米酢とは製法も違いますので、単純に糖質量が4倍ということはないのですが、それでも米酢と比べても、どうしても糖質量が高くなります。もちろん一般的な穀物酢と較べると、米酢も黒酢も糖質がかなり高めになっています。
またお米ではなく、麦から作られる大麦黒酢というものがありますが、こちらも糖質の量は12〜22gです。米黒酢よりも糖質がたくさん含まれていますので、さらに注意が必要です。糖質制限中は大麦黒酢を使わないようにしましょう。
糖質制限中の黒酢の使い方
糖質制限中に黒酢を使う場合は、1人前大さじ1〜2くらいを目安に使いましょう。これくらいであれば、料理の種類にもよりますが、低糖質な食材を用いていれば気にするほどの糖質量ではありません。糖質制限にこだわる人は、米酢もしくは穀物酢を使いましょう。
糖質制限中はいくら健康に良くても、黒酢をドリンクとして飲むのは避けましょう。100mlで9gの糖質量です。スタンダードな糖質制限をしている人でも、ドリンクで9gもの糖質を摂取すると食事での糖質量にかなり気を使うことになります。
糖質制限中に酢をドリンクとして飲む場合は、リンゴ酢やワインビネガーのような糖質量の少ない商品を選んで摂取するようにしましょう。リンゴ酢であれば糖質量はたったの2.4g、ワインビネガーはさらに低くて1.2gです。黒酢とまったく同じなわけではありませんが、同じく健康ドリンクとして楽しむことができます。
糖質制限中に黒酢を使う場合は、使いすぎないことを心がけてください。量が多くなるような場合は、穀物酢や他の果実酒に置き換えるようにしてください。ただし、バルサミコ酢は黒酢の倍以上の糖質を含んでいます。バルサミコ酢は代用品になりませんので注意してください。
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