2017/01/26更新
杏仁豆腐の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
中華料理や焼肉のデザートの定番といえば杏仁豆腐です。豆腐だから糖質もカロリーも低めでダイエットもできるのではないかと思っている人は気を付けましょう。杏仁豆腐は豆腐という名前がありますが、普通の豆腐とは似て非なるものです。
ここではそんな杏仁豆腐の糖質がどれくらいあるのか、そしてダイエットをしている人が気になるカロリーについても紹介します。
関連:中華料理の糖質ランキング30品目!カロリーも一覧表でチェック
杏仁豆腐の糖質はやや高めで要注意
私たちがよく口にする杏仁豆腐。本来は杏仁と呼ばれるアンズ類の種の中に含まれる仁を粉末にしたものを薬として摂るためのスイーツです。杏仁はそのままでは苦味があり食べにくいため、砂糖や寒天を使って食べやすくしています。
ところが、日本で売られている杏仁豆腐には定義がないため、ほとんどの杏仁豆腐には杏仁が使われていません。杏仁ではなくアーモンドエッセンスを利用した杏仁豆腐風のデザートを、杏仁豆腐として売り出しています。
ただ、いずれにしても違いは杏仁かアーモンドエッセンスかの違いでしかありません。問題は調理時に使われている砂糖です。この砂糖の量が多ければ多いほど糖質が高くなります。このため甘くて美味しい杏仁豆腐ほど糖質は高めで、中華料理店で出て来るあまり甘くないものは糖質が低めです。
このようにお店や商品によって糖質が違うのですが、杏仁豆腐100gで糖質は16g前後です。このときのカロリーは150kcalになります。100gで糖質量が16gならそれほど多くないと思うかもしれませんが、杏仁豆腐は食事ではなくデザートや間食に食べるものです。
糖質制限をしているときの間食の糖質は5g程度に抑えたいところですので、杏仁豆腐の場合は30g程度しか食べられないことになります。ちょっと大きめの杏仁豆腐1カップで150mlですので、30gの杏仁豆腐は数口で食べ終えてしまいます。
参考:杏仁豆腐以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
杏仁豆腐のカロリーは控えめでもダイエットには不向き
杏仁豆腐のカロリー100gでも150kcalですので、それほど高くはありません。杏仁豆腐はヘルシーというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実際にケーキなどのスイーツと比べるとカロリーはかなり控えめです。
ただし、すでに紹介したように糖質は高めですので、太りやすいスイーツのひとつになります。カロリーが低めとはいえ、それはケーキなどと比較してのことで、決して低カロリーなわけではありません。ヘルシーだと決めつけてたくさん食べていると、あっという間に太ってしまいます。
カロリー制限ダイエットでは許容範囲であっても、糖質制限ダイエットではNGスイーツですので、糖質制限でダイエットをしようとしている人は、基本的には食べないようにしてください。
糖質制限をしている人が杏仁豆腐を食べる方法
糖質制限をしていても、やっぱり杏仁豆腐を食べたいという人もいるかと思います。そういうときは自分で杏仁豆腐を作ってしまいましょう。糖質少なめの杏仁豆腐でも作り方は普通の杏仁豆腐と同じです。砂糖の代わりに甘味料を使うようにしてください。
他に使うのは牛乳とゼラチン、生クリームくらいですから、出来上がりの糖質はかなり抑えることができる上に、甘みもしっかりあって美味しく作ることが出来ます。糖質は低く仕上がりますので、糖質制限ダイエット中のおやつにも最適です。
自分で作る自信がないという人は、市販されている低糖質の杏仁豆腐を購入してください。糖質制限が一般的になってきたことで、糖質制限に対応したスイーツがいくつも発売されています。目安としては1カップあたりの糖質が5g以下の商品を選んでください。
市販の低糖質杏仁豆腐も基本的には砂糖を甘味料に置き換えたものです。味は砂糖を使った杏仁豆腐とほとんど変わりませんので、自分で作るのが大変だと思う人は、このような市販品を利用することで、必要以上にガマンしない糖質制限を行いましょう。
無理しないことが糖質制限の魅力ですので、いろいろと工夫をして糖質制限を継続するようにしてください。
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