2017/06/19更新
豆乳は無調整豆乳が基本!でも調整豆乳でも低糖商品はある
糖質制限をしている人は牛乳の代わりに豆乳を飲むといいと言われていますが、豆乳ならなんでもいいというわけではありません。豆乳の種類によって糖質の量が変わってきますので、豆乳を選ぶときには注意する必要があります。
ここでは糖質制限をしている人の豆乳の選び方と、注意点について紹介します。
豆乳と牛乳の糖質はどれくらい違う?
それではまず豆乳が牛乳と比べて、どれくらい糖質量が違うかについて見ていきましょう。それぞれの100g中の糖質量が下記になります。
食品名 | 糖質量(100g中) |
---|---|
無調整豆乳 | 2.9g |
調整豆乳 | 4.5g |
牛乳 | 4.8g |
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無調整豆乳の場合は牛乳よりも低糖質であるのがわかります。ところが調整豆乳の場合は、低糖質ではあるものの、牛乳の糖質量とほとんど変わりません。このことからわかるように、糖質制限のために牛乳を豆乳に置き換えるときは無調整豆乳を選ぶ必要がります。
もちろん調整豆乳でも100gあたりの糖質量は5g以下ですので低糖質な飲み物ではあるのですが、無調整豆乳と調整豆乳のどちらかを選べるのであれば、言うまでもなく無調整豆乳がおすすめです。
無調整豆乳と調整豆乳はどこが違う?
豆乳は豆腐を作る過程でできる飲料で、煮た大豆を絞って出来た汁です。この絞ったままのものが無調整豆乳になります。これににがりを加えて固めると豆腐が出来上がります。
無調整豆乳は豆そのものですので、そのままでは飲みにくいという人もいます。そこで砂糖などを加えて飲みやすくしたものが調整豆乳になります。調整豆乳は豆乳が苦手という人でも飲みやすくなっているのですが、砂糖が入っていますので当然糖質量は高くなります。
栄養価も調整豆乳よりも無調整豆乳のほうが高くなりますので、無調整豆乳の味が苦手でなければ、無調整豆乳がおすすめです。無調整豆乳が苦手という人は、コーヒーや紅茶と一緒に飲むようにすることで、苦手意識が薄れることもありますので、ぜひ試してみてください。
とはいえやはり、無調整豆乳は飲みづらいものです。そんな人におすすめなのは低糖質の調整豆乳です。砂糖の代わりに甘味料を使っているため、甘みもあってとても飲みやすいのですが、カロリーも糖質も少ないという、ダイエットで糖質制限をしている人にとって最適です。
商品によっては無調整豆乳よりも低糖質な調整豆乳もあるので、「調整豆乳だからダメ」と決めつけずに、購入する際には成分を確認してから購入するようにしましょう。
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糖質制限で豆乳を利用するときの注意点
豆乳は低糖質な飲み物ですが100gで2.9gの糖質ですので、小さなパック200ml飲むと5.8gの糖質になります。おやつ代わりに飲む分には構わないのですが、水代わりにガブガブ飲んでいると食事で調整しなくてはいけないくらいの糖質を摂ることになります。
豆乳はイソフラボンも含まれていますので、その点からも過剰な摂取は避けておきたいところです。牛乳を豆乳に置き換えるにしても、1日1パック200mlくらいにしておきましょう。
とはいえコーヒーや紅茶に入れるミルクの代わりに豆乳を利用するくらいでは摂取量を気にする必要がありません。カフェなどではカフェラテではなくソイラテを選ぶなどの工夫をして摂取する糖質の量を少しでも減らすようにしましょう。
人によっては豆乳を飲むと便秘が解消すると言われていますが、反対に便秘になりやすい人もいます。これから豆乳を取り入れようとしている人は、自分の体調の変化を確認しながら少しずつ飲むようにしてみましょう。
豆乳は良質のタンパク質を摂ることもできる優秀な飲み物のひとつです。美容効果もあると言われています。飲み過ぎだけ気をつければ体に優しい飲み物ですので、糖質制限をしている人は積極的に取り入れるようにしてみましょう。
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