2017/01/11更新
おからは低糖質!アレンジレシピも無限大の超優秀な大豆製品
最近の若い人は「おから」と聞いてもピンとこないかもしれません。おからは豆腐を作るときにできる搾りかすなのですが、日本人はそんな搾りかすも大切な食材のひとつとして扱っています。そんなおからは低糖質でアレンジ方法がいくつもある、とてもすぐれた食材になります。
ここではそんなおからの糖質と、糖質制限でおからを活用するためのコツを紹介しますので、これまでおからを使ったこともなかった人は、ぜひおから料理に挑戦してみましょう。
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おからってどうやって作られるの?
豆腐を作るにはまず豆乳を作らなくてはいけません。豆乳は大豆から作られるのですが、水を吸った大豆の水分だけを取り出したものが豆乳になり、そのとき残った搾りかすがおからになります。豆腐を作るときに大量に出てしまうため、安価に入手することができる食材になります。
本来なら搾りかすですから、捨てるはずおからも「もったいない」の精神で、捨てることなく再利用する日本人らしさを象徴するような食材です。ただもったいないというわけではなく、実は栄養価が多く残っているため、調理方法によっては味も良く、体にもいいという優れた食材として使われています。
おからを使う人は少なくなったため、ほとんどが家畜の餌になっていますが、その糖質の低さから、最近はまたおからが注目されつつあります。
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おからの糖質ってどれくらいある?
おから100gで糖質は2.3gになります。100gで5g以下になると低糖質食材とになりますので、おからの糖質量は低糖質食材の中でも優れていることがわかります。糖質制限をしているときには積極的に利用したい食材になります。
糖質制限が一般的になってきたことで、おからから作られたおからパウダーが現在注目されています。おからは豆腐屋さんに行かなければ入手しにくいという問題がありますが、おからパウダーは一般的に流通していますので、入手しやすいというメリットもあります。
おからパウダーは小麦粉やパン粉の代わりに利用することもでき、料理だけでなくお菓子作りにも使える食材です。このため糖質制限で小麦粉をあまり使いたくない人にとって、とても使い勝手のいい食材になります。
もちろん生のおからでも、卯の花や豆腐ハンバーグなどにも使うことができますので、様々な楽しみ方ができるのもおからの特徴になります。
おからのアレンジレシピは無限大
おからは栄養価にすぐれ、低糖質で低価格に入手することが出来る素晴らしい食材です。なによりもアレンジレシピの多さがおからを食材としてオススメしたい理由になります。ここでは糖質制限中の人に最適なおからのアレンジレシピの例を紹介します。
おから豆腐ハンバーグ
糖質制限中はお肉を食べても問題ないのですが、少しヘルシーにしたいようなときにオススメしたいのがおから豆腐ハンバーグです。肉の代わりに豆腐を使い、つなぎの小麦粉の代わりにおからを使います。ボリュームがあるため、たくさん食べたいという人にオススメの料理になります。
卯の花
一般的な卯の花は砂糖を使っているので、外食などでは避けたいところですが、自分で作る場合は無糖にしたり、甘味料で甘みを加えたりすることができますので、こちらも低糖質で楽しむことが出来る、日本の伝統的な料理のひとつになります。
おからコロッケ
糖質制限中、ジャガイモはNG食材になるため、コロッケは糖質制限をしている人が食べることのできない食材の一つになります。このジャガイモの代わりにおからを使うことで、低糖質なのにジャガイモコロッケと変わらない美味しさを楽しむことが出来ます。
おからクッキー
おからパウダーと甘味料を使うことで、低糖質のクッキーを作ることが出来ます。小麦粉や砂糖も使わなくても、甘みがあり満足度も高いクッキーに仕上がりますので、糖質制限中のおやつにまとめて作っておきましょう。おからは他にもおからケーキなどの低糖質お菓子の原料としても使うことができます。
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