ジントニックの糖質は？トニックウォーターが高糖質？カロリーは？

糖質制限をしていてもお酒は手放せないという人いますよね。バーの雰囲気が好きだったり、誘われたらついつい飲みに行ってしまったりすることがあるかと思います。そんなときウイスキーのような低糖質のお酒だけでは飽きてしまい、カクテルなども楽しみたいかと思います。

ジントニックは蒸留酒のジンとトニックウォーターを混ぜるだけですから、なんとなく大丈夫そうな気がしますが、実際のところどうなのでしょう。ここではジントニックの糖質量と、ジントニックを注文するときの注意点を紹介します。

ジントニックってどんなお酒？

カクテルをよく飲む人でも、そのカクテルがどんなお酒なのか知らなかったりしますよね。ジントニックはシンプルなお酒ですので知っているかもしれませんが、蒸留酒のジンとトニックウォーターを混ぜたお酒です。

ジンは大麦やライ麦、そしてじゃがいもなどを原料として作られた蒸留酒です。原料そのものは高糖質なものばかりですが、蒸留することで香りとアルコール成分だけを取り出していますので、ジンは糖質が0のお酒になります。

ジンは個性のあまりない蒸留酒ですので、カクテルのベースとして使われることが多いお酒でもあります。ジントニックはジン45mlに対してトニックウォーターを100〜120mlの分量でそそぎます。最後にライムかレモンを飾れば完成です。

とてもシンプルなカクテルですので、失敗のないカクテルのひとつになります。

ジントニックの糖質量はどれくらい？

それではジントニックの糖質量はどれくらいになるのでしょう。ジンの糖質量は0gですので、問題はトニックウォーターです。トニックウォーターをただの炭酸水だと思っている人も多いようですが、実は炭酸水に香草類や柑橘類の果皮エキス、そして糖分を加えた清涼飲料水になります。

糖分を加えますのでもちろん糖質が加わります。まずは代表的なトニックウォーターの糖質を見てみましょう。それぞれ100mlあたりのカロリーと炭水化物になります。

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すべて炭水化物量ですが、トニックウォーターにはほとんど食物繊維は含まれていませんので、炭水化物量がそのまま糖質になると考えても問題ありません。

そしてこのトニックウォーターの糖質がそのままジントニックの糖質になります。どれくらいの比率でジンをトニックウォーターで割るかにもよりますが、ジン45mlに対してトニックウォーターが100mlだったとしても、ジントニックの糖質は9g前後ということになります。

少し薄めに作るとジントニックの糖質は10g以上になります。糖質制限ではNGとされているビール350mlの糖質が約10gになりますので、その半分以下の量のジントニックでビール350ml缶と同じ糖質ですから、かなり高糖質なお酒ということがわかるかと思います。

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ジントニックのカロリーはどれくらい？

ジントニックのカロリーは高いのでしょうか、低いのでしょうか？糖質0gのジンですが、しっかりカロリーはあるのです。

ジン25mlにトニックウォーター100mlを注いだジントニックは106kcalと1杯で100kcalを超えてしまいます。さっぱりとした飲み口で、結構な量が飲めてしまうジントニックですが、カロリーを考えるとダイエット向きとは言えませんね。

糖質制限ダイエットは基本的にカロリー制限のないダイエット法として知られていますが、糖質もカロリーも高いジントニックは糖質制限中、避けるべきお酒と言えそうです。

糖質制限でジントニックはOK?それともNG?

もしバーなどでジントニック1杯だけにして、あとは蒸留酒だけにするならジントニックを選ぶのもいいのですが、基本的には糖質制限中はNGなカクテルになります。特にスーパー糖質制限をしている人は注文しないようにしましょう。

ジントニックではなくそれに近いものでよい場合は、ジンライム、ギムレット、ジンリッキーがおすすめです。ジンライムはジンとライムジュース（ライム果汁100％）で出来たカクテルで、ジムライムをシェイカーでシェイクしたものがギムレットです。

ジントニックの炭酸の感じが欲しい場合は、ジンをソーダで割ったジンリッキーを注文しましょう。ソーダには糖質がありませんので、ジンリッキーはとてもすっきりとした味に仕上がっているカクテルになります。

バーではジントニックではなく、糖質を含んでいないカクテルを楽しむようにしましょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？