2016/12/15更新
アメの糖質はやはり高め!ノンシュガー飴でも人工甘味料は適量に
糖質制限をしていると、最初のうちはどうしても空腹感が気になることがあります。耐えきれずにアメなどを舐めてしまうケースもあると思いますが、アメは使い方によって糖質制限の天敵のひとつになります。砂糖の塊ですから当然ですよね。
ここでは飴の糖質の高さについてと、糖質制限中の飴との利用方法について紹介しますので、アメを手放せない人は参考にしてください。
糖質制限中にアメを舐めるべきではない理由
糖質制限中にどうしても空腹感に耐えられなくなったらアメをひとつ舐めればいい。そう紹介されることもあるアメですが、実際にアメひとつ舐めるくらいであれば、それほど糖質制限について考える必要はありません。
アメの問題は、舐め始めると1個では止まらなかったり、アメを舐めることが習慣になってしまったりすることにあります。1個ではそれほど問題がなくても、5個や10個になってくると流石に大丈夫とは言えなくなります。
アメを舐めるようなると、常に口の中にアメがないと不安な状態になり、最終的にはあめの摂取のし過ぎで糖質オーバーになることもあります。これが糖質制限中にアメを舐めるべきではない理由になります。
効果的に利用すれば有効なアメですが、自分をきちんとコントロールできることが前提になります。ついつい甘いものに手を出してしまうようなタイプの、それほど意思が強くないという自覚がある人はできるだけアメは遠ざけるようにしましょう。
アメの糖質はどれくらいある?
それでは飴にはどれくらいの糖質が含まれているのでしょう。アメの種類にもよりますが、一般的に砂糖を使ったアメの95%は砂糖です。5gのアメは4.75gが糖質になります。これはもうほとんど砂糖を舐めているのと同じことですよね。
ちなみにアメ1個の重さは4g前後になります。糖質で考えた場合は3.8gです。もし空腹感を紛らわせるために1個だけ舐めるのであれば、まだまだ許容範囲ですよね。ところがアメを舐めることが癖になって1日10個舐めていたらどうでしょう?38gでちょっと見逃せない量になります。
アメの大きさにもよりますが、アメはたくさん食べることで糖質制限にとって大きなマイナスになることがわかります。数字化することで、どれくらいなら舐めていいのかが見えてきたかと思いますので、舐めるときは舐めすぎないように注意してください。
参考:アメ以外の食品の糖質をチェック「食材糖質リスト」を見る
ノンシュガー飴なら舐めても大丈夫?
それではノンシュガー飴の場合はどうなのでしょう?ノンシュガー飴には砂糖が含まれていませんので、糖質はかなり低めに抑えられています。実際にはゼロではなく100g中に0.5g以下の糖質が含まれている可能性がありますが、飴1個であればほぼゼロのようなものです。
これならアメを舐めることが習慣になっていても安心ですよね。でもノンシュガー飴に使われている人工甘味料は注意が必要です。実際にノンシュガー飴を舐めているとお腹が緩くなったという人も少なくありません。
人工甘味料の中には腸で分解することができないものがあり、その結果として下痢を起こしてしまうことがあります。ノンシュガー飴を舐めてちょっと調子が良くないなと感じた人は、ノンシュガー飴は舐めないようにするか、こちらも適量で抑えておきましょう。
糖質制限中のアメの利用方法
糖質制限中の空腹感を紛らわせるために、アメを舐めることはとても有効です。少しだけインシュリンを分泌させることで、満腹感が出るためです。ただし、舐め過ぎは糖質制限の意味がなくなりますので、1日に1個か2個までに抑えるようにしてください。
せっかく糖質制限をしているのに、アメを何個も舐めていたのでは、その効果を得られなくなってしまいます。糖質制限を成功させるためにアメを利用するはずが、そのアメによって糖質制限する可能性があるので注意してください。
空腹感は次第に慣れていきますので、アメを使って誤魔化すのは最初の1週間くらいにしてください。ですので、容量の少ないスティックタイプのアメを購入して、それが切れたらアメなしでの糖質制限に移行するようにしましょう。
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