2017/01/13更新
チートデイで糖質制限ダイエットが捗る!停滞期を抜けるやり方
糖質制限をしていると、初めは順調な人でもある時を境に体重が落ちなくなる停滞期に入ることがあります。そんな時に有効だと言われているのが「チートデイ」。ここでは、糖質制限の停滞期を突破したい人におすすめしたい、チートデイの基礎知識をご紹介します。
順調だったダイエットに水を差す停滞期
糖質制限ダイエットは、効果が現れやすい減量方法として人気があります。その人の体質や糖質制限のレベルにもよりますが、数日で体重が減り始め、1カ月で4〜5㎏減量できる人も少なくありません。
体重の減り方が順調だと、「この調子でいけばすぐに目標達成できそう!」とモチベーションアップにもつながりますが、ダイエットには停滞期が訪れることが多いため、途中で心が折れてしまう人も。
ダイエットの停滞期はなぜ起こるのでしょうか。
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停滞期の原因はホメオスタシスかも?
糖質制限ダイエット中の停滞期は、人間に備わっているホメオスタシスという機能が関係している可能性があります。
ホメオスタシスは「恒常性」という意味であり、ホメオスタシス機能とは、人間が様々な環境下に置かれても血液の状態や体温などの機能を一定に保つために作動する生命維持機能のようなものです。
糖質制限ダイエットを続けると、体内のブドウ糖の量が減少するため、脳が「飢餓状態ではないか」と認識し、できる限りブドウ糖を代謝しないように代謝量をセーブするようになります。これが、ある時期を過ぎると体重が減らなく停滞期に陥る要因の一つです。
停滞期のストイックな生活は逆効果に
糖質制限ダイエットは、長期間続けるとブドウ糖の代わりに脂肪をエネルギー源として利用するようになるため、停滞期を抜ければ再び減量できるようになるでしょう。
問題は停滞期の切り抜け方です。
一度停滞期に入ってしまうと、食生活をさらにストイックにしたり、ハードな運動をしても思うように減りません。ホメオスタシスに原因がある場合、さらにストイックにするほどかえって溜め込もうとするため、逆効果になるおそれがあるため要注意です。
チートデイとは?
ここで実践したいのが「チートデイ」です。
チートデイは「Cheat Day」、つまり「騙す日」という意味で、その日だけは食べたいものを満足するまで食べることにより、「飢餓状態を脱した」と脳を騙すというものです。
生命の危機を脱したと勘違いした脳は、省エネモードをゆるめ、再び糖質制限の効果が現れやすい状態になることが期待できます。
チートデイは好きなものをたくさん食べて良い日なので、糖質制限にストレスを感じていた人にとってはうれしい息抜きにもなるでしょう。
停滞期に1日だけ実施することが大切
糖質制限中にチートデイをうまく組み込むと、停滞期を抜けやすくダイエットが捗ると考えられていますが、以下の点に気をつけましょう。
必ず停滞期に実施しよう
体重が順調に減っているタイミングでチートデイを入れてしまうと、リバウンドにつながることがあります。チートデイの目的は、省エネモードにしたがる脳を騙すことなので、必ず停滞期に入ってから行いましょう。
2日連続で行わないこと
チートデイを実施すると、「もう少し続けても大丈夫だろう」と、自己判断で2日、3日とずるずると続けてしまう人がいますが、これはNGです。
チートデイを連続で続けると、せっかくこれまでの糖質制限で減量体質に変わりかけていたのに、脳が糖質を摂取して脂肪に変えるメカニズムを思い出し、リバウンドする可能性が高まります。チートデイは必ず1日限定という点を守り、翌日からは糖質制限生活に戻りましょう。
チートデイは1日限定で、実施するタイミングに気をつける必要がありますが、上手に取り入れると抜群の効果を発揮する可能性があります。停滞期をなかなか抜けられず困っている人は、チートデイを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
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